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カテゴリ:★向田邦子レシピ編( 2 )

肉のしょうが煮と豚鍋

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冬の元気の秘訣、今回はしょうが
久しぶりに向田作品のページをめくってみた。
そのくだりに、この季節ぴったりのしょうが料理を見つけ、早速作ってみた。
たぶん水は一滴も入っていないかもしれない。そのイメージで作ってみた味は、最高の味栄えだった。
しょうがは、今まで薬味、臭みを取る程度での位置づけでしかなかったのに、野菜感覚で使うことに、またまた新鮮な驚き!

肉のしょうが煮
「肉のしょうが煮といったところで、ロースだなんだという上等なところはいらない。コマ切れでいい。ただし、おいしい肉を扱っている、よく売れるいい肉屋のコマ切れを選ぶようにする。
醤油と酒にしょうがのせん切りをびっくりするくらい入れて、カラリと煮上げる。」
(向田邦子著『夜中の薔薇』)


★材料 4人分 (調理時間15分)
豚肉   2パック
しょうが 大3本くらい
酒    1合
醤油   適量
※好みで、だし(少々)、砂糖、みりんを入れると、ご飯のおかずとしてなお美味。

★作り方
やわらかいしょうがの千切りが肉にからまっての絶妙コンビになった。
しょうがの千切りを、びっくりするくらい、たくさんの量を使い、
酒、醤油を入れ、水分を飛ばしながらカラリと煮上げる。

豚鍋
「豚鍋のほうは、これまた安くて簡単である。材料は豚ロースを・・・透かして新聞が読めるくらい薄く切ったのを一人二百グラムは用意する。まず、大きい鍋に湯を沸かす。湯の量の三割ほどの酒を入れる。これは日本酒の辛口がいい。できたら特級酒のほうがおいしい。皮をむいたにんにくを一かけ。その倍量の皮をむいたしょうがを、丸のままほうりこむ。二、三分たつと、いい匂いがしてくる。そこへ豚肉を各自が1枚ずつ入れ、箸で泳がすようにして、レモン醤油で食べる。それだけである。レモン醤油なんぞと書くと、これまた大げさだが、ただの醤油にレモンをしぼりこんだだけのこと。
あとにのこった肉のだしの出たつゆに小鉢に残ったレモン醤油をたらし、スープにして飲むと、体があたたまっておいしい。これは不思議なほどたくさん食べられる」
(向田邦子著『夜中の薔薇』)


この料理も素を大事にしながら、シンプルで大胆で、かつ極上なかほりのする大人の味であった。
向田氏のかっこをつけない、それでいて凛とした面差しを、それぞれの料理から垣間見たような気がする。

★しょうがの使い方・ポイント
・皮をすってしぼり、しょうがとねぎじょうゆで、鳥から揚げにかけるとおいしい。
・しょうがのしぼりじるは、だいじょうぶかなと思うぐらいいれる(向田レシピから)

★しょうがの効用
・さまざまな漢方に使われていて、冷え症など健康面での力強い味方。
・肉をやわらかくする。
・おかゆに、1,2片の皮つきしょうがを入れてコトコト煮る。体がポカポカし、風邪も早めに治ってしまう。

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by usplan | 2009-11-04 18:14 | ★向田邦子レシピ編

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by usplan | 2009-04-01 12:36 | ★向田邦子レシピ編